不動産売却で起きがちなトラブルとは?
不動産の売却する際には大きなお金が動きますから、色々なトラブルが起きる可能性があります。
今回は不動産売却の中で起こりがちなトラブルをご紹介します。
▼不動産売却で想定できるトラブル
不動産売却時のトラブルについて、不動産を売却する前、売却中、売却後、それぞれに分けて解説します。
■売却前のトラブル
不動産売却前のトラブルとしては、土地の境界線がわからなくなるケースがよく聞かれます。
長く暮らしているうちに、当初の所有範囲とは違う土地までも日常的に使っているというのはよくある話です。
もし所有する土地に対して他人が権利を主張した場合は、法律に基づいた話し合いが必要になります。
■売却中のトラブル
不動産売却活動を行っている中でよくあるのが、仲介手数料の額で揉めるケースです。
仲介手数料は法律で上限が決まっているのですが、事前に金額が提示されていない場合、いざ支払う場面になって「このような支払いがあるとは聞いていない」となることがあります。
不動産会社からは事前にしっかりと説明が必要ですし、売主からも確認しておく必要があるでしょう。
■売却後のトラブル
不動産売却後に起きやすいトラブルとしては、不動産に欠陥があった場合の補修費によるものが挙げられます。
補修費は基本的に売却側が支払う必要があるのですが、売却後何十年も責任を負うわけにはいきませんよね。
トラブルを避けるためにも、売却時に欠陥の補修費支払いの期限を決めておくことが望ましいです。
▼まとめ
不動産売却の際にはさまざまなトラブルが想定できますが、事前に確認や取り決めを行っておくことで回避できるものも多いです。
不動産会社ともよく相談して、トラブルを最小限にできるようにしていきましょう。